ガラスのクレアとは銀河鉄道999で割と初回に出てくる人物である。
5年位前かな、NHKで銀河鉄道999を3日くらいに分けて結構な時間夏に放送していて、通訳案内士の対策をそっちのけで見てたおかげで、その後、まったく通訳案内士の勉強に力が入らなかったという、なかなかな強的なアニメであることは覚えている。その中でもおすすめなのは次の2つ。
1.ガラスのクレア
クレアは「この時期が美しい」という時期の姿をガラスにさせられ過ごすが、哲郎のために死んでしまうその回の主人公である。いやあ、しょっぱなに出て、登場30分以内に死んでしまうということで印象に残るのだが、同時に、「この時期が美しい」というのは自分だったらいつなんだろうかと考えてしまった作品である。それが10代なのか20代なのか、それ以上なのか、ん~、ちょっと最近答えが出てきたけれども、私は欲深いのでもうちょっと生きるとまた新しい美しい時期があるのではないかと考えてしまう。
2.一家族しか住んでいない星の話
哲郎がたどり着いたら急に結婚式を挙げることになった話。両親が一度は結婚式を挙げてほしかったということで、一晩だけ哲郎が新郎になった話。確か結婚式は、ぼろいその家族が住んでいる一軒家で行われた。結婚式は日本の和服を着て行われた。なんというか、貧しい家ながらも娘には一度でいいから結婚という幸せを体験してほしかったことが伝わる。アニメではたいてい悪役がいるのだが、悪役は出てこないほのぼのとしながらもでも、貧しさと言いますか、ストーブが無く薪ストーブで過ごしていたころの家と重ねてしまう。
ということで、昔たった1回だけ、しかも居間で寝転びながら見ていたのだが、この2作は覚えている。ひょっとしたら脚色しているかもしれないが、これだけ思い出せるほど強烈な回の話である。第1話のいきなり母がなくなるシーンや、最終回でべろんべろんになった機械人間がビルから落ちてなくなるシーンも印象には残っているが、上記2話には負ける。
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